| 作品名 | ROPPEN-六篇- 第10巻 |
| 著者 | 宮下 暁 |
| 出版社 | 小学館 |
| レーベル | ビッグコミックス |
| 掲載誌・配信 | 週刊ビッグコミックスピリッツ/ビッコミ等配信サイト |
| 既刊情報 | コミックス全10巻(紙・電子)※連載継続中 |
| 第10巻発売日 | 2025年11月28日 |
| ジャンル | 青年マンガ/バトルアクション/ダークサバイバル |
| 舞台 | 山口県西部の島国・六篇法国 |
あらすじ+第10巻のみどころ
六篇法国は、山口県西部の島に存在する独裁国家だ。国家主導で殺し屋を育成・輸出し、国民の不満と恐怖を統制しながら軍拡を進めてきた。その頂点「教王」を巡り、六家が“代表の殺し屋”を送り込み、最後の一人になるまで戦わせる代理戦争──それが教王戦である。
主人公・藤間シフは六篇出身の“殺し屋殺し”で、日本へ亡命していた過去を持つ。葉山家代表として教王戦に参戦し、“軍人”佐和田太一、“異端狩り”三橋孝、“女優”シャーロット、“吸血鬼”オルロック、“教王守護職”藤間誠一郎らと戦いを繰り広げてきた。
その裏には、現教王であり妹の藤間朱花による、国民扇動・軍拡・親殺しの濡れ衣など、藤間家の暗い因縁が横たわる。
第10巻は、ついに教王領そのものが戦場となる巻だ。
須磨家代表・オルロックが反旗を翻し、須磨卿と組んで教王・朱花を直接暗殺しに向かう。単身で六篇法国の中枢へ切り込むオルロックの行動は、これまでの“殺し屋同士の戦闘”を超え、国家転覆の色を濃くしていく。
対するは“教王守護職”藤間誠一郎。教王領の防衛線としてオルロックとジジの2人を相手に戦わされる形となり、圧倒的不利の中で時間を稼ぎ続ける。誠一郎がこれまで見せてきた冷静な立ち回りと忠誠が、極限状況でどう揺らぐのかが重要な焦点となる。
戦場に姿を現す現教王・朱花の参戦によって、戦いは二対二の乱戦へ移行する。
これまで“後方から六篇を支配してきた支配者”であった朱花が前線に立つことで、六篇法国の異常さと彼女自身の危うさが鮮明になる。オルロックの凶刃が朱花に届きかける場面は、物語全体の帰結に直結する大事件と言える。
第10巻は、六つの家・藤間兄妹・国家の構図が一気にぶつかる転換点だ。
殺し屋バトルとしての迫力と、国家ドラマとしての緊張感が最も濃く重なり合う巻である。
キャラクター紹介
藤間シフ
六篇法国出身の“殺し屋殺し”。生まれつき感覚が鈍く、人の行動と心の動きに異常なほど興味を示す性質を持つ。日本へ亡命した後、葉山家代表として教王戦に参加。朱花に濡れ衣を着せられた過去は、彼の行動原理の中心にある。10巻では戦場から距離を置くが、シフの存在が六篇法国のゆがんだ構造を生み出した原因の一つであり、物語の根本に位置している。
藤間朱花
六篇法国の現教王で、シフの妹。幼少期から支配欲が強く、国民扇動によって軍拡と殺し屋輸出を進めてきた。教王領での戦いでは、自ら前線に立ちオルロックと対峙する。支配者でありながら、戦場で傷つく危険に身を置く姿が、六篇法国の異常性を象徴している。
オルロック
須磨家代表で“吸血鬼”と呼ばれる殺し屋。超人的な身体能力と残虐性を持つ異質な存在。須磨卿と手を組み、教王朱花の打倒を狙って教王領を襲撃。反逆者として戦況を一気に引っくり返す動きを見せ、第10巻の中心人物となる。
藤間誠一郎
藤間家代表で“教王守護職”。六篇法国の軍事的中枢を担い、朱花を守ることを自身の使命としている。教王領の戦いでは、オルロックとジジの2人を相手にしながらも防衛線を死守する。忠誠と役割の重さが強く問われる巻だ。
シャーロット
澄川家代表。“女優”として表の顔を持ちながら、裏では暗殺任務にも関わる。教王領戦の中心には立たないが、六篇法国の「虚像と実像のギャップ」を体現する存在として意味を持つ。
佐和田太一
佐和田家代表の“軍人”。少年兵としての過酷な過去を持ち、人体改造による強化兵士として戦う。10巻の戦場からは離れるが、これまでの巻で教王戦の流れに大きく関与してきた人物で、今後の陣営の鍵となる。
ジジ
オルロック側の戦力として教王領へ侵攻した人物。戦闘のバランスを崩す動きで誠一郎を追い詰める。詳細は語られていないが、六篇法国に潜む“裏の戦力”の象徴的存在として描かれる。
SNSの反応
・「オルロックの教王領侵攻、ここ数巻で一番緊張感が高い」
・「誠一郎 vs オルロックの構図が熱すぎる。画面密度も過去最高」
・「朱花が前線に出る展開、六篇法国の異常さが一気に浮き彫りになる」
・「相変わらず構図と見開きが強い。映画みたいな迫力」
・「殺し屋バトルなのに国家ドラマとしても読めるのがROPPENの強み」
・「10巻は完全に物語の転換点。ここからどう収拾つけるのか読めない」
星評価
- バトル描写・迫力:★★★★★
教王領での二対二の乱戦がシリーズ屈指の密度で、画面の勢いが飛び抜けている。 - ドラマ性・構造:★★★★★
藤間兄妹・六つの家・国家構造が同時に動く巻で、物語全体の重心が大きく動く。
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- 1980年代:なし
- 1990年代:『HUNTER×HUNTER』
極限状況での“能力と心理”のぶつかり合いが近い読後感を生む。 - 2000年代:『DEATH NOTE』
権力と殺す力を巡る心理戦の緊張感が共通している。 - 2010年代:『東京喰種トーキョーグール』
人外の存在と国家の力学が交差する構造が似ている。 - 2020年代:『怪獣8号』
軍組織・国家規模の戦いと個人の葛藤が噛み合う点で相性が良い。




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