「撮るに足らない」 “配信”という名の仮の舞台で、先輩と後輩はじれったく恋をすり合わせる——妄想と現実の恋模様。

原作/作画:二駅ずい

ジャンル:青年漫画/ラブコメ/フェティッシュ要素

出版社:少年画報社(YKコミックス)

既刊:4巻

第1巻発売日:2024年6月10日

あらすじ+見どころ(1巻)

女子大生の先輩・丹川(にかわ) は金欠生活から抜け出せず、バイトもせずに日々をやり過ごしている。
ある日、軽音サークルの後輩 須藤(すどう)が、丹川の現状を解決する手段として「アダルト配信」を提案する。コスチュームや撮影構図を模索しつつ、二人は動画を撮る“建前”を名目にしてなんとか稼ごうと試みる。だが、本作で描かれる主軸は配信そのものではなく、丹川と須藤の心のすれ違いと接近である。

配信はあくまで舞台装置で、二人は徐々に互いの好意をすり合わせながら距離を縮めていく。
第1巻では以下の点が特に見どころになる:

  • 二人の心理的な駆け引き、小さな行動変化や視線
  • 配信を通じて見える“見せたい/見られたい”という意識と、実際の感情とのズレ
  • 丹川の羞恥と照れ、須藤の純粋な期待と戸惑い
  • 少しずつ近づきながらもハッキリとは言えない関係性の揺らぎ

こうしてラブコメとしての甘酸っぱさと緊張感を帯びた展開が、配信というステージを背景に浮かび上がってくる作品構造です。


キャラクター紹介

丹川(にかわ)まひる
金欠でだらしない大学生先輩。羞恥心が強く、配信という過剰な提案に最初は拒絶反応を示すが、須藤とのやりとりを通じて少しずつ心を開いていく。普段はゆるい態度だが、感情が揺れると表情が乱れる描写も多く、読者の共感を誘う。

須藤(すどう)
丹川の後輩で軽音サークル所属。陰ながら先輩を観察しており、丹川に対して好意を抱いている。配信案を提案することで関係を動かしたい思いがあるが、それがうまく伝わらずじれったくなる。優しさと不器用さを併せ持つ存在。

三津間(みつま)
丹川の同期で軽音サークルの部長。かつて丹川とルームシェアをしていた時期がある。後輩である須藤と丹川の接近を冷やかしつつ、どこか応援する側面もある。物語における“第三者目線”として、二人の距離感を照らす役割を持つ。


SNSの反応

  • 「丹川と須藤の距離感がじわじわ近づいてて、ページめくる手が止まらない」
  • 「配信を口実にしつつ、恋が本題になるこの構造好き」
  • 「羞恥と期待のバランスが絶妙。恥ずかしさで顔赤くなる描写がすごい」
  • 「1巻でこんなに引きつけられるとは。2巻以降が待ち遠しい」
  • 「三津間のツッコミと冷やかしがいいアクセントになってる」

星評価

  • 物語・キャラクター:★★★★☆(4/5)
  • 演出・テンポ:★★★★★(5/5)

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