『PLUTO』──人間とは何か、感情とは何かを問うSFの金字塔

アトムのリメイクではなく、進化形。
浦沢直樹が手塚治虫『鉄腕アトム』の1エピソード「地上最大のロボット」に挑み、ヒューマンドラマとして昇華させた名作。全8巻で完結済。

作品名PLUTO
作者浦沢直樹(原作:手塚治虫)
出版社小学館(ビッグコミックオリジナル)
発行開始年2003年
巻数全8巻(完結)
ジャンルSF・ヒューマンドラマ
対象年齢中高生以上

あらすじ

高度な人工知能を持つロボットが人間と共存する未来。世界最高水準の7体のロボットが次々と何者かに破壊される事件が発生。ユーロポールの刑事ゲジヒトは、同じく標的となる可能性がある自身の身を案じながらも捜査を進める。

事件の背後には、戦争の記憶と隠された兵器、そして“プルートゥ”と名乗る存在の影があった。ロボットと人間、その“心”と“憎しみ”の境界が曖昧になる中、真実にたどり着く者たちの物語が動き出す──。

キャラクター紹介

ゲジヒト主人公の刑事ロボット。高度な人工知能と感情を持ち、事件を追う中で自分の過去や心に向き合う。
アトムかつて“地上最大のロボット”と称された少年型ロボット。人間以上の感受性を持ち、核心に迫る存在。
ウランアトムの妹ロボット。人の心の揺れを感知する特殊な能力を持つ。真実を映す“目”のような存在。
ブラウ1589草原で平和に暮らすロボット。過去の戦争の記憶を持ち、穏やかな哲学を語る。
プルートゥ正体不明の暗殺者。だがその裏にある哀しき存在と意志に、物語は大きく揺れる。

SNSでの声

「読後の余韻がすごい…“命って何?”って考えさせられた。」

「アトムを知らなくても泣ける。浦沢直樹、やっぱりすごい」

「人間よりも人間らしいロボットたちの葛藤に胸が締め付けられる」

「ゲジヒトが好きすぎて、何度も読み返してる」

「サスペンスと哲学が融合した傑作。全巻揃えて損なし」

刺さりポイント

★★★★★ 感情の描写力:ロボットが流す“涙”の意味を、あなたはどう捉えるか。

★★★★★ 伏線回収と構成力:全8巻で緻密に仕上げられた脚本は見事。

他媒体・関連商品

原作コミック全8巻(小学館)

アニメ『PLUTO』(Netflix、2023年配信)

サウンドトラックCD(音楽:菅野祐悟)

原典『鉄腕アトム』地上最大のロボット編(手塚治虫)

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1990年代BLAME!』(弐瓶勉)AIと文明崩壊/無機質な世界観
2000年代20世紀少年』(浦沢直樹)サスペンスと群像劇/記憶の連鎖
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2020年代天国大魔境』(石黒正数)SF×人間性/謎解きとサバイバル

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