作品名:青野くんに触りたいから死にたい
作者:椎名うみ
出版社:講談社
掲載誌:月刊アフタヌーン
レーベル:アフタヌーンKC
連載期間:2017年2月号〜2025年12月号
巻数:全14巻(完結)
実写ドラマ:WOWOWで2022年放送(全10話)
あらすじ
刈谷優里は、気になる男子・青野龍平に勢いで告白し、交際が始まる。だが幸福な時間は長く続かず、交際から間もない時期に青野は事故で亡くなってしまう。喪失に耐えきれない優里の前に、青野は“幽霊”として現れる。
「触れたい」という願いだけが、どうしても叶わない。恋人がそこに“いる”のに手は届かず、優里は生者の時間を進められないまま、青野と共に日常を生きようとする。やがて、優里の周囲では説明のつかない異変が積み重なり、二人の関係は「甘い恋愛」だけでは収まらない領域へ踏み込んでいく。
物語は、青野の死と“幽霊としての存在”を起点に、恋愛とホラーが溶け合いながら進行する。怖さの中心は、単なる怪異の演出ではなく、優里の執着、青野の在り方、そして「二人はどこへ辿り着くのか」という切実さにある。最終的に本作は全14巻で完結している。
キャラクター紹介
刈谷優里(かりや ゆうり)
高校生。青野と交際を始めるが、直後に彼を失う。青野が幽霊として戻ってきた後も「一緒にいる」ことを選び続け、日常と怪異の境界が崩れていく渦中に立つ。
青野龍平(あおの りゅうへい)
優里の恋人。事故で亡くなったのち、幽霊として優里の前に現れる。「触れられない」存在として優里の生活に戻り、二人の関係そのものが物語の核になっていく。
藤本雅芳(ふじもと まさよし)
青野の生前の親友。青野の死後も、優里や周囲で起きる出来事に関わり、状況を見ようとする立場にいる。青野という人物を“生前から知る側”として、物語の現実味を支える存在。
堀江美桜(ほりえ みお)
ひきこもり気味でホラー趣味の少女。優里たちと行動を共にし、怪異を前提に状況を考える視点を持つ。怖さを“怖いまま”見つめる役割を担い、物語のオカルト面を加速させるキーパーソン。
青野鉄平(あおの てっぺい)
青野家の人物として物語に関わる。優里たちが「青野に何が起きているのか」「なぜこうなっているのか」を追っていく過程で、青野の周辺(家族・血縁側)に接続する導線となる。
SNSの反応
「こんなに怖い漫画、初めて読んだ」
「二人に幸せになって欲しい…!」
「ホラー描写が本気で怖い」
「読んでて苦しいのに、目が離せない」
「最終巻、美しすぎる」
星評価
怖さ(ホラー度):★★★★★(日常のすぐ隣に“怪談”があるタイプの怖さ)
恋愛(切実度):★★★★★(触れられない関係を最後まで描き切る)
関連商品
・青野くんに触りたいから死にたい(全14巻)
・同作者:崖際のワルツ 椎名うみ作品集
年代別類似作品
1980年代:富江(怪異が“関係性”を侵食していくホラーとして近い)
1990年代:多重人格探偵サイコ(人の内側の闇をホラーとして描く点が近い)
2000年代:ミスミソウ(痛みの描写が容赦なく、読後感が重い作品として近い)
2010年代:僕だけがいない街(日常の崩壊と“取り返し”を巡る切実さが近い)
2020年代:ダンダダン(恋愛とオカルトが同時進行する混線感が近い)




コメント