許嫁が出来たと思ったら、その許嫁が学校で有名な『悪役令嬢』だったんだけど、どうすればいい?――“悪役令嬢”と呼ばれる彼女の本当の顔を知ったとき、関係はただの許嫁では終わらない。

作品名許嫁が出来たと思ったら、その許嫁が学校で有名な『悪役令嬢』だったんだけど、どうすればいい?
著者疎陀 陽
イラストみわべ さくら
出版社集英社
レーベルダッシュエックス文庫
ジャンル学園ラブコメ/許嫁/同棲/悪役令嬢
刊行状況全5巻・完結
最終巻第5巻(2025年4月25日発売)
コミカライズあり(原作:疎陀 陽/漫画:森あいり/キャラクター原案:みわべ さくら)

あらすじ

作品全体のあらすじ

東九条浩之は高校2年生。帰宅部で彼女もいないが、特に不満もなく平穏な日々を送っていた。
ところが、とある土曜の朝、父親から「お前には許婚がいる」と告げられ、生活が一変する。

許嫁として現れたのは、同じ高校に通う“超パーフェクトお嬢様”――桐生彩音。
容姿端麗、成績優秀、運動神経抜群。けれど言動は冷たく、周囲からは学園でも有名な「悪役令嬢」として恐れられていた。
彩音は初手から「拒否権、ないわよ?」と絶対零度で言い放ち、浩之は戸惑いながらも、結婚に向けた話がどんどん進む流れに巻き込まれていく。さらに同棲まで始まることになり、二人の距離は一気に近づいていく。

同棲生活と学校生活の中で、浩之は彩音の“悪役令嬢”という評判だけでは測れない面を知っていく。
彩音もまた、浩之との日々や、周囲との関係、そして恋の火種になっていく人物たちとのやり取りを通じて、感情の出し方や向き合い方が少しずつ変化していく。
「許嫁」という外側から与えられた関係を、二人が自分たちの意思と感情でどう作り直していくのか――そこが物語の軸になる。

最終巻(第5巻)のあらすじ

最初は嫌々だった彩音との許嫁関係も、同棲をはじめ、二人で様々なことを乗り越えるうちに、浩之は彩音の可愛さや素直さ、ひたむきに生きる姿に心を奪われていく。
彩音も数多のライバルたちと真摯に向き合うことで、浩之への気持ちをより深めていた。

時間はかかったが、二人での未来を見据え始めた矢先、父親から告げられるのは「婚約、解消しといたから」という残酷な事実。
不安げな彩音と、自分たちの未来を守るため、浩之は決意を固めて立ち上がる。
許嫁から始まった二人の関係は、最終巻で大きな岐路を迎え、物語は結末まで描かれて完結する。


キャラクター紹介

東九条浩之(とうくじょう・ひろゆき)
高校2年生。帰宅部で彼女もいないが、平穏な日々に満足していた。突然「許婚がいる」と告げられ、同棲まで始まる急展開に巻き込まれる。彩音と生活を共にし、出来事を積み重ねる中で、相手を噂ではなく“目の前の本人”として見て、向き合う姿勢を育てていく。最終巻では、二人の未来を守るために自分の意思で動く局面が大きい。

桐生彩音(きりゅう・あやね)
浩之の許嫁。容姿端麗、成績優秀、運動神経抜群の“超パーフェクトお嬢様”だが、言動が冷たく、学校では「悪役令嬢」として有名。最初は強気で突き放すような態度が目立つ一方、同棲生活や様々な出来事を通じて、可愛さや素直さ、ひたむきさが浩之の視点からも浮かび上がっていく。恋のライバルたちと向き合う中で、感情の輪郭がよりはっきりしていくのも見どころ。

智美(ともみ)
浩之の幼馴染の一人。物語が進む中で浩之に告白し、関係を大きく揺らす存在になる。簡単には諦めない姿勢が、彩音にとっても浩之にとっても無視できない圧力として働く。

涼子(りょうこ)
浩之の幼馴染の一人。智美と並んで浩之に告白し、「諦めない」と宣戦布告する側に立つ。二人の存在は、許嫁関係の内側だけでは完結しない、学園ラブコメとしての駆け引きを濃くしていく。

瑞穂(みずほ)
浩之の後輩。浩之を尊敬する先輩として見てきたが、同時に想い人としての感情も抱える。浩之と彩音、そして幼馴染二人のいざこざに巻き込まれながらも、黙っていない立ち位置で物語に関わっていく。

明美(あけみ)
東九条本家の令嬢。浩之が小さい頃に“とある約束”を交わした相手として登場し、「その結婚は認めませんわ」と二人の前に立ちはだかる。許嫁関係を外側から揺さぶり、物語を次の局面へ進めるキーパーソン。


SNSの反応

「タイトルの勢いに反して、中身は王道の学園ラブコメで読みやすい」
「彩音が“悪役令嬢”扱いされるのに納得感があって、普通に応援したくなる」
「同棲ラブコメの甘さだけじゃなく、家の事情が効いてくるのが良い」
「幼馴染勢が強くて修羅場感あるのに、嫌な方向に転びにくいのが助かる」
「終盤の『婚約解消』が重い。でも浩之がちゃんと立つのが良かった」
「完結まで読むと満足度が上がるタイプ。最後まで彩音が可愛い」


星評価

  • 胸キュン度:★★★★★
    一言:許嫁×同棲の距離感が効いて、甘さが段階的に強くなる。
  • 完結の納得感:★★★★☆
    一言:最終巻で大きく揺さぶってから、関係の結末まで描き切る。

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