令和のダラさん ― 怪異なのに、なぜか癒やされる“祟り神”コメディ

夜ごと響く鈴の音。祟りか禍か――それでもこの怪異、どこか放っておけない。

作者ともつか治臣
出版社KADOKAWA
レーベルMFコミックス
掲載サイトカドコミ
発行開始年2022年
既刊既刊7巻(最新刊:7巻/2025年12月23日発売)
ジャンルオカルトコメディ
アニメ化TVアニメ化決定(2026年放送予定)

あらすじ

『令和のダラさん』は、古くから祟り神として恐れられてきた半人半蛇の怪異「屋跨斑(やまたぎまだら)」と、物怖じしない姉弟の交流を描くオカルトコメディ。
舞台は現代の山間の町。西の山は禁足地とされ、そこを侵した者は祟られる――そんな伝承が今も残っている。

禁足地を代々管轄してきた三十木谷家の姉弟、日向と薫は好奇心から山へ踏み込み、伝承どおりの怪異と出会う。
上半身は巫女、下半身は大蛇という恐ろしい姿。だが、姉弟は怯えずに距離を詰め、いつしか怪異を「ダラさん」と呼んで親しく接するようになる。

ダラさんは強大な力を持ち、本来は領域を侵した者を祟る存在でありながら、理性的で根は優しい。
姉弟の突飛なお願いに振り回され、令和のイベントや人間社会のあれこれに巻き込まれては、面倒見よく世話を焼いてしまう。
その一方で、ダラさんの過去や「祠」「呪物」「禁足地」の重さがちらりと覗く回もあり、コメディだけでは終わらない奥行きが作品の芯になっている。

SNSで話題になっている理由は、一目でインパクトのある怪異ビジュアルと、怖さを裏切る面倒見の良さ、そして1話単位でも感情の起伏が完結する読みやすさが揃っている点にある。


キャラクター紹介

ダラさん/屋跨斑(やまたぎまだら)
下半身が大蛇で、上半身は巫女の姿をした怪異。かつて西の山の集落を襲ったとされ、今も禁足地を侵した者を祟る存在として恐れられている。実際に強大な力を持つが、理性的で本性は優しく、日向と薫に翻弄されながらも面倒見よく世話を焼いてしまう。

三十木谷 日向(みそぎや ひなた)
三十木谷家の長女で中学2年生。ボーイッシュな外見で胆力があり、初見でダラさんの姿を見ても物怖じしない。霊的なものへの感度も高く、物語の“現代側”の推進力になる存在。

三十木谷 薫(みそぎや かおる)
三十木谷家の長男で小学5年生。見た目は美少女のようで、普段から女装している。姉以上に奔放で、周囲を巻き込みながら状況を動かすタイプ。霊力は人並み以上だが、日向ほどではない。

三十木谷 千夜(みそぎや ちや)
日向と薫の母。家庭側の視点で、子どもたちとダラさんの距離感に現実味を与える存在。巻によっては「ダラさんの正体」に関わる反応が物語の芯になる。


SNSの反応

「見た目はガチ怪異なのに、性格が良すぎて好きになる」
「ダラさん、完全に保護者枠で笑う」
「日向と薫の距離感が強すぎて初手から掴まれる」
「ホラーかと思ったら癒やし枠だった」
「ギャグ回としんみり回の落差がちょうどいい」
「怪異×日常の完成度が高い」
「祠とか禁足地の設定がちゃんと怖いのが良い」
「1話読み切り感覚で読めるのに印象が残る」
「最新巻でダラさんの背景が見えてきてグッときた」
「アニメで動くダラさんを早く見たい」


星評価

  • 総合:★★★★☆
    怪異の強い設定を日常コメディへ落とし込む発想が光る
  • キャラクター:★★★★★
    ダラさんと姉弟の関係性が、笑いと情の両方を生んでいる

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80年代:なし
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90年代:地獄先生ぬ〜べ〜
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00年代:蟲師
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10年代:モブサイコ100
オカルト要素を抱えつつ、キャラの関係性と日常の温度で読ませる

20年代:ダンダダン
怪異・オカルトをエンタメに振り切り、勢いと人間味で押し切る

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