作品名:不死鳥殺し(ふしちょうごろし)
作者:須賀晶
出版社:講談社
連載:月刊アフタヌーン(2025年10月号[8月25日発売]より連載開始)
配信:コミックDAYS
単行本:第1巻(2026年2月20日発売)
既刊:1巻
あらすじ
東京で保険外交員として働いていた宮本飛鳥は、祖父に呼び戻され、実家の神社へ帰省する。だが、神社を継いでいたはずの兄は失踪。さらに、宗教法人格を狙う不動産業者が接触してくるなど、神社は存続の危機に直面していた。
地方の衰退、参拝者減少、資金難。
現実的な問題が山積する中、飛鳥は“守る”のではなく“攻める”選択をする。彼女が目をつけたのは、地元に伝わる失われた奇祭『不死鳥殺し』の復活だった。
祖父の教え子である阿川十三と協力し、飛鳥は神社の再建計画を練る。ビジネスの現場で培った交渉力、分析力、そして実行力を武器に、神社のブランド再構築へ踏み出していく。
1巻では、失踪した兄の不在という不安、土地に根付く因習や伝承、不動産業者の圧力といった現実的な問題を背景に、「奇祭復活」という一手をどう現実に落とし込むかが描かれる。
地方再生をテーマにしながらも、郷愁に寄りかからない。
主人公が主体的に状況を変えにいく姿勢が、本作の最大の推進力である。
キャラクター紹介
宮本 飛鳥(みやもと あすか)
主人公。元保険外交員。現実的で行動力があり、営業経験で培った交渉力と分析力を武器に神社の再建に挑む。
阿川 十三(あがわ じゅうぞう)
祖父の教え子。飛鳥と行動を共にし、奇祭復活計画に協力する。
宮本 繁(みやもと しげる)
飛鳥の祖父。神社の現状を憂い、飛鳥を呼び戻した。
宮本 聡一(みやもと そういち)
飛鳥の兄。神社を継いでいたが、物語開始時点で失踪している。
SNSの反応
・地方再生ものだが説教臭くなく読める
・ビジネス視点で神社を立て直す発想が新鮮
・奇祭の設定が気になって続きが読みたくなる
・主人公が受け身でないのが良い
・社会派テーマとエンタメのバランスが取れている
星評価
テーマ独自性:★★★★★(地方再生×宗教法人という切り口)
主人公の推進力:★★★★☆(攻めの再建ストーリー)
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1980年代:なし
1990年代:なし
2000年代:働きマン(仕事人の視点からの社会描写)
2010年代:銀の匙 Silver Spoon(地方現場と向き合う物語)
2020年代:正直不動産(制度と現実の攻防を描く)




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