上京コロシヤ娘(1)――夢なし、彼氏なし、寄る辺なし。頼りは“殺しのスキル”だけ――田舎の殺し屋娘、東京で生き延びろ。

作品名上京コロシヤ娘(1)
原作オノ・マサユキ/阪元裕吾
漫画八貫徹世
出版社一迅社
レーベルHOWLコミックス
発売日2025年12月16日
既刊1巻(※次巻以降は未発売)
ジャンル新生活/殺し屋/アクションコメディ

あらすじ

田舎町で、殺し屋一家のもと生まれ育った 玉麿野千晴(たままの ちはる)
高校卒業から2年、自身も殺し屋として淡々と働きつつ、ショッピングモールで回る“日常”の中で、特に大きな夢もなく暮らしていた。
夢なし、彼氏なし、実家住まい。刺激も波風もない――はずだった。

ところがある日、母親から突然、理不尽すぎる通告が下る。
「新しい男ができたから、あんた上京しなさい」。

こうして千晴は、ほぼ放り出される形で東京へ。
都会は、田舎の常識が通用しないことだらけだ。家賃、交通、人混み、距離感、生活費。
“生きるコスト”が高い上に、千晴が頼れるのは殺しの技術くらい。
けれど、殺し屋のスキルがそのまま都会暮らしを助けてくれるわけでもない。

日々の暮らしを整えようとすればするほど、余計にトラブルへ巻き込まれる。
「普通に暮らしたい」のに、結局“そっち側”の勘が働いてしまう。
日常と稼業が同じ地続きで転がる、そのチグハグさが面白くもあり、怖くもある。

果たして千晴は、東京での殺し屋稼業に適応し、花のシティライフを手に入れられるのか――。
物騒なのに妙に生活感がリアルな、“上京×殺し屋”新生活奮闘記が開幕する。


キャラクター紹介

玉麿野 千晴(たままの ちはる)
田舎の殺し屋一家で育った若い殺し屋。高校卒業から2年、実家で働きながら小さく暮らしていたが、母の一言で東京へ上京することになる。
殺しの技術は身についているのに、都会生活の常識には疎く、家探しや買い物や人間関係の“生活スキル”でつまずきがち。
それでも行動力だけは妙に強く、場当たり的に見えて、結果的に生き延びてしまうタイプ。
物騒な環境でも変に擦れきれず、どこか素朴なまま突っ込んでいくところが魅力。

千晴の母
娘を上京させた張本人。理由が「新しい男ができたから」という一言で済まされるあたり、豪快でドライ。
ただの突き放しではなく、千晴に“外の世界で生きろ”という強制イベントを与えた存在でもある。
殺し屋稼業を否定しない価値観のまま、家庭の形だけをあっさり更新してしまう、割り切りの人。

殺し屋一家の背景(千晴の“当たり前”)
千晴にとって、殺しは特別な悪ではなく“家業”として日常に組み込まれてきた。
その価値観が東京へ持ち込まれたことで、彼女の言動は軽やかにズレて見える一方、危機対応だけは異様に早い。
都会の「普通」と千晴の「普通」のズレが、コメディにも緊張感にも変わっていく。

東京の“生活”と“稼業”の接点になる人々
上京先では、生活のための場(住まい・仕事・店)と、稼業の匂いがする場(依頼や揉め事)が近い距離で交差する。
千晴はそこで、日常側の人間関係にも、裏側の空気にも同時に触れていくことになる。
第1巻は、千晴の“都会適応”そのものが物語の軸になり、出会いが次の騒動の種にもなっていく。


SNSの反応

「タイトルの勢いで買ったけど、日常パートと物騒パートの切り替えがテンポ良い」
「主人公が“田舎のノリ”のまま東京に突っ込むのが面白いし、妙にリアル」
「ギャグだけじゃなく、急にアクションが入ってくるのが気持ちいい」
「新生活の苦労が地味に刺さる。家賃と生活費の描写が生々しい」
「設定が物騒なのに、妙に生活感があるのがクセになる」
「1巻の導入として掴みが強い。次巻でどう広がるか気になる」


星評価

・序盤の引き:★★★★☆
一言:上京の理不尽さとテンポの良さで、1巻の掴みが強い。

・キャラの立ち:★★★★☆
一言:千晴の“素朴さ×危険スキル”のギャップが武器になっている。


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年代別類似作品

・80年代:シティーハンター
類似点:都会の日常に危険とユーモアが同居する。

・90年代:ブラック・ジャックによろしく
類似点:生活の現実が容赦なく刺さる“生々しさ”がある。

・00年代:ブラック・ラグーン
類似点:物騒な職業の非日常を、日常感のある会話とテンポで見せる。

・10年代:坂本ですが?
類似点:日常のトラブルを“異様な対応力”で突破していく快感。

・20年代:バイオレンスアクション
類似点:軽妙な会話と、アクロバティックなアクションシーンの温度差。

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