スーパートリアージ――死の間際まで戦い続ける男が、「集中治療室」で恋をする。

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作品名:スーパートリアージ(1)
作者:加藤文孝
出版社/レーベル:講談社/ヤンマガKCスペシャル
掲載:月刊ヤングマガジン(講談社)
発売日:2026年1月20日
既刊:1巻(2026年2月1日時点)
ジャンル:SFラブコメ/アクション

あらすじ


遥か上空で、人類の存続をかけて宇宙獣(デブリ)と戦う男がいる。類まれなる戦闘技術で死闘を重ねるその男は、戦いのたびに満身創痍となり、地上の「集中治療室」へ運び込まれる日々を送っている。

その男の名は、稲守 東(いなもり あずま)。彼が命を削ってまで戦い続けるのは、人類を救うため――だけではない。治療のために運び込まれる“集中治療室”には、稲守が想いを寄せる天才女医・才原日代がいるのだ。

本作の面白さは、「宇宙での死闘」と「集中治療室でのやり取り」が直結している構造にある。戦場での壮絶さがそのまま医療の極限へ持ち込まれ、そこに恋や可笑しみが混ざることで、緊迫とコメディが同居する独特のテンポが生まれる。

第1巻では、稲守がなぜ毎回“死の間際”まで行くのか、そして才原との関係がなぜこの作品の核になるのかが、戦闘と治療の往復の中で立ち上がってくる。SFとしてのスケール感と、医療の切迫感と、ラブコメとしての熱量が同じ場に積み上がっていく1巻である。

最後にさらっと言うなら、修羅場なのに笑えて、笑っていたのに感情が持っていかれる――この振れ幅が、SNSで語られやすいタイプの作品だ。

キャラクター紹介


稲守 東(いなもり あずま)
本作の主人公。遥か上空で宇宙獣(デブリ)と戦うパイロットで、類まれなる戦闘技術を持つ。戦いのたびに瀕死となり「集中治療室」へ搬送される常連でもある。命を賭して戦う理由の中心には、治療室で出会う人物への想いがある。

才原 日代(さいはら ひよ)
稲守が運び込まれる“集中治療室”にいる天才女医。稲守の命をつなぐ最前線に立ち、極限状況でのやり取りそのものが作品の推進力になる。稲守が想いを寄せる相手でもあり、緊迫した医療の場にラブコメの火種を持ち込む存在だ。

宇宙獣(デブリ)
人類を滅亡の淵へ追い込む脅威。稲守が上空で交戦する相手であり、戦闘の激しさがそのまま稲守の負傷と搬送につながる。“戦場→集中治療室”という本作の骨格を成立させる存在である。

SNSの反応


・設定の掴みが強い。「戦闘→集中治療室→会いたい人がいる」が一発で刺さる
・SFのスケール感とラブコメの同居が予想以上に噛み合っている
・医療パートが“命の現場”として緊張感があり、軽さだけでは終わらない
・稲守と才原のやり取りがクセになる。シリアスなのに笑える
・画力と密度が高くて、1巻の満足度が高い
・「なぜそこまでして戦うのか」が気になって続きが欲しくなる

星評価


設定の引き:★★★★★(戦場と集中治療室を直結させる発想が強い)
掛け合いの熱量:★★★★☆(極限の医療現場でラブコメが立ち上がる)

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スーパートリアージ(1)
・同作者:空来船打払令
・同作者:三千年目の神対応

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1980年代:トップをねらえ!――宇宙規模の危機に人類が抗う熱量が近い。
1990年代:新世紀エヴァンゲリオン――戦うほど心身が摩耗する構造が響き合う。
2000年代:プラネテス――宇宙(デブリを含む)を軸にドラマが積み上がる点が近い。
2010年代:シドニアの騎士――人類存亡の対怪異戦と極限の日常が共通する。
2020年代:86―エイティシックス――死と隣り合わせの戦場と関係性の熱が同居する。

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