『坂道のアポロン』完結済レビュー|音楽と青春、交差する心。60年代の旋律が胸を打つ

作品名坂道のアポロン
作者小玉ユキ
出版社小学館(フラワーズ)
発行開始年2007年
巻数全9巻(完結)
ジャンル青春・音楽・恋愛
対象年齢中高生~大人

あらすじ

1960年代の佐世保。転校生の薫は、ピアノだけが心の拠り所の優等生。
だが不良と噂される千太郎と出会い、彼のドラムとセッションすることで人生が大きく動き始める。
やがて幼なじみの律子を交えた三角関係と、音楽を通じて育まれていく友情。
ジャズを軸に青春の葛藤と成長を描く、心震えるストーリー。
やがて別れと再会を経て、彼らは何を見つけたのか――。
音楽が結んだ、かけがえのない時間がここにある。

登場キャラクター紹介

🎹 西見 薫(にしみ かおる)

  • 東京からの転校生。成績優秀でクラシックピアノを弾く理知的な少年。
  • 内向的な性格だが、千太郎との出会いでジャズに魅了され、心を開いていく。
  • 律子に対して恋心を抱くも、不器用な性格が災いして素直になれない。

🥁 川渕 千太郎(かわぶち せんたろう)

  • 豪快な性格のドラム奏者。不良と見られがちだが、情に厚く家族思い。
  • 戦争孤児という背景を持ち、複雑な家庭環境と葛藤を抱えている。
  • 薫とは真逆の性格だが、音楽で強く結ばれていく。

👧 迎 律子(むかえ りつこ)

  • 千太郎の幼なじみで、穏やかな性格の少女。父がレコード屋を営んでいる。
  • 薫に徐々に惹かれていくが、千太郎との絆も深く、揺れる想いを抱える。
  • 本作の中で「恋と友情」のバランスを象徴する存在。

🎷 桂木 純(かつらぎ じゅん)

  • 千太郎が敬愛する大学生のジャズマン。サックス奏者。
  • 一時期、左翼運動に身を投じて姿を消していたが、再び彼らの前に現れる。
  • 若者たちの道しるべとなる存在で、音楽の“憧れ”を体現。

🎺 百合香(ゆりか)

  • 純に思いを寄せるお嬢様風の女性。上品で控えめだが芯の強さも持つ。
  • 後半、千太郎にとって重要な存在となっていく。
  • 恋愛と葛藤の交差点に立つキャラクター。

読者の声

🎵「こんなに音楽が聞こえてくる漫画って他にある?ページをめくるたびにジャズが鳴ってる気がする。」
🎵「千太郎のドラムと薫のピアノ、セッションシーンは何度読んでも鳥肌モノ。」
🎵「昭和の空気感と恋愛模様が切なくて美しい。何度も泣かされた。」
🎵「実写映画もアニメも見たけど、やっぱり原作が一番心に刺さる。」
🎵「高校生の青春がここまで熱く、静かで、美しいなんて…。一生ものの漫画です。」

この作品の刺さりポイント

🎷 音楽×青春の融合度:★★★★★
 ジャズを通じた感情のぶつかり合いと成長が秀逸。

💔 不器用な恋の切なさ:★★★★☆
 直球ではない心の機微が、かえってリアルに響く。

他媒体で楽しむ/関連商品

📚 漫画全9巻(完結)

📀 アニメ Blu-ray BOX(全12話+総集編)

📀 実写映画 Blu-ray(主演:知念侑李、中川大志、小松菜奈)

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