「ありす、宇宙までも」第5巻 言葉が届かないなら、夢で届ける。――“宇宙船長”をめざす少女の現在地。

作品名:ありす、宇宙までも

著者:売野機子

掲載:週刊ビッグコミックスピリッツ(小学館)

コミックス既刊:1~5巻(第5巻は2025年10月30日発売)

受賞・話題:マンガ大賞2025 大賞受賞

公式トーン:日本人初の女性宇宙飛行士“船長(コマンダー)”を目指す少女の成長譚

第5巻あらすじ(要点・見どころ)

舞台は米国アラバマ州ハンツビル。ついに「スペース・ルナ・キャンプ」が開幕し、ありすは世界中から集う同世代の挑戦者たちと肩を並べる。
キャンプでは英語運用、チーム運用、判断力、責任感など“コマンダー適性”が具体的に問われ、これまで避けてきた「言葉がうまく扱えない」という課題が、国際環境の中で再び壁となる。

かつて「おれが君を賢くする」と言った犬星類の助言や、これまでの訓練の積み重ねが、実地の課題でどう生きるのか。第5巻では、夢であった「宇宙飛行士コマンダー」という理想を、現実の“適性”という評価軸で突き付けられる。
国境や言語、価値観の違いが交差する中で、ありすは“チームを導く声”を見つけようと模索する。


キャラクター紹介

朝日田ありす
本作の主人公。容姿端麗で人気者だが、幼い頃から言葉の扱いに苦手意識を抱いている。幼少期の環境変化によるトラウマを抱えながらも、「日本人初の女性宇宙飛行士・船長(コマンダー)」を目指し努力を重ねる。
国際舞台での挑戦を通して、言葉だけでなく“指揮する力”を模索していく。

犬星類(いぬぼし るい)
ありすの同級生で、知識と論理に長けた天才少年。周囲から一目置かれる存在で、ありすに対し「君を賢くする」と助言する。現実的な視点と冷静な思考で彼女の成長を支える。

七嶋雨音(ななしま あまね)
JAXA関連の学生プログラムで出会う仲間。多言語対応や判断力に優れ、ありすのリーダー性を高く評価している。

七嶋虹子(ななしま にじこ)
雨音の姉で、ロケット発射指揮官(LCDR)。過去に言語の壁を乗り越えた経験を持ち、ありすに助言と勇気を与える。

昼埜(ひるの)/宇宙開発センター職員
志願者を見守る立場の人物。訓練や評価の場面で、現実的な「宇宙運用側の視点」を提示する存在。


SNSの反応

  • 「第5巻、キャンプ実地で“指揮”の難しさが刺さる。言葉の壁をどう超えるかが熱い」
  • 「犬星くんの助言が国際環境で活きてくる展開に感動」
  • 「夢を現実の評価軸で量られるヒリヒリ感がいい」
  • 「宇宙を目指す物語なのに、日常の積み重ねが軸にあるのが魅力」
  • 「英語・判断・責任、すべてが“コマンダー適性”に直結しているのが面白い」

星評価

  • ⭐⭐⭐⭐⭐ 物語の推進力
  • ⭐⭐⭐⭐ キャラクターの厚み

関連商品


年代別類似作品

  • 1980年代トップをねらえ! ― 訓練と指揮を通じて成長する宇宙青春ドラマ。
  • 1990年代プラネテス ― 宇宙開発の現実と人間の職能を描いたリアリズム。
  • 2000年代宇宙兄弟 ― 夢と現実の狭間で成長する宇宙飛行士候補たち。
  • 2010年代彼方のアストラ ― 多様な個性と異文化チーム運用の群像劇。
  • 2020年代地球外少年少女― 次世代の視点で“宇宙の現場”を描く作品。

コメント

タイトルとURLをコピーしました